【簡単・節約】好きな生地でベッドボックスシーツを作ってみよう【作り方レポート】
こんにちは。
ひならんです。
閲覧いただきありがとうございます。
今日は、先日初めて作った、ベッドボックスシーツについて紹介したいと思います。
- 我が家の寝室ベッドについて
- 自分で作ったワケ:ピッタリサイズのシーツがない
- 1.必要用尺を算出する
- 2.材料を準備する
- 3.水通し
- 4.1枚の大きな布にする
- 5.4つの角をそれぞれ縫い合わせ、マチを作る
- 6.布端を三つ折りにする
- 7.ゴムを通す
- できあがり
- かかった費用
- おわりに
我が家の寝室ベッドについて
ボックスシーツについて紹介する前に、前置きとして、我が家のベッドについて紹介したいと思います。
我が家では、ベッドは、無印良品のパイン材ベッド(シングルサイズ)を2つ並べて使用しています。
マットレスは、オルサエリオセルの三つ折りシングルマットを2つ並べて使用しています。
なぜこんな簡易的なベッドかというと、転勤族だからです。
結婚してからは、夫はまだ引っ越しを伴う転勤にはなっていないのですが、
引っ越すその時に楽に搬出入できるように、
引っ越し先が狭くても柔軟に対応できるように、
- ベッド本体は自分たちで簡単に解体可能なものを。
- マットレスも収納しやすいように折り畳めるタイプを。
という条件で絞ると、上の2つになりました。
【簡易的】と先ほど言いましたが、
寝る分にはどちらも申し分ない機能&品質です*
特に、マットレスは、10cmという厚さにもかかわらず、とっても良い寝心地です。
これ一つで、しっかり役目を果たしてくれています。
どちらも、解体&折り畳めば省スペースなので、一人暮らしの方にもおすすめです♪
自分で作ったワケ:ピッタリサイズのシーツがない
前述のとおり、我が家ではシングルサイズのベッド&マットレスを2つ、ぴったりくっつけて使用している状態です。
夫婦2人+子1人が川の字になって寝るわけなので、マットレスとマットレスのすき間に落ちないように、シーツでマットレスを一体化させる必要があります。
ここで問題なのが、ピッタリサイズのベッドシーツが売っていない。ということ。
我が家の場合、縦197㎝×横194㎝×高さ10㎝ にあうボックスシーツが必要になるのですが、なんせ、探してもないのです・・・
オーダーで制作可能なショップさんとかもあったのですが、高い!
12,000~15,000円位はするかと思います。
そこで仕方なく、こちら↓のベッドシーツを3年半ほど使ってきたのですが、
【快眠寝具/サイズフリー伸び縮みするBOXシーツ/LF】ダブル、ワイドダブル、クイーン、キングサイズ、ロングサイズベッドマット用フィットシーツ
- ジャンル: インテリア・寝具・収納 > 寝具 > ボックスシーツ
- ショップ: BANJO
- 価格: 7,450円
元々ピッタリサイズではない&洗濯で伸び伸びになってこんな状態に。↓
(しっかりマットレスを一体化できておらず、ずれまくりです。)
色も市販となると限られ、ベッドコーディネート自体、↑のように色味に統一感がありませんでした。
そこで!
【自分で作る】という手段に出ることにしたのです。
1.必要用尺を算出する
作成に当たってまず、必要用尺を算出しなくてはなりません。
今回、私がボックスシーツを手作りするにあたって、参考にしたのはこちらのサイト様です*
まずは、マットレスのサイズを確認します。
我が家の場合は、図↑のように、【縦197㎝×横194㎝×高さ10cm】
のマットレスに合うボックスシーツを作ることになります。
先ほどのsimplehappyecolife.com様のサイトを参考に、私も、下の図のように書き出して計算しました。
図面化した方が、頭が整理され今後の作業が楽になりますよ。
計算式としては、
縦=マットレスの縦+(マットレス高さ+裏側へクルッと巻き込む部分(お好みで)+布端三つ折り部分)×2
横=マットレスの横+(マットレス高さ+裏側へクルッと巻き込む部分(お好みで)+布端三つ折り部分)×2
となります。
我が家の場合は、
縦=197[マットレス縦]+(10[高さ]+10[裏側へクルッと巻き込む部分]+3[1.5㎝幅の三つ折り部分])×2 =243
横=194[マットレス横]+(10[高さ]+10[裏側へクルッと巻き込む部分]+3[1.5㎝幅の三つ折り部分])×2 =240
となったので、縦243㎝×横240㎝が必要となることが分かりました。
2.材料を準備する
さて、必要用尺が分かったところで次は材料の準備に入ります。
①生地
今回購入したのはこちらの生地です。
薄ブルーグレーを購入。
綿100%のダブルガーゼです。とてもきれいな色で、肌ざわりが良くしっかりとした生地で、選んで大正解でした*
生地幅が110㎝なので、7.5m購入。
サイズが大きすぎるので約2.5mずつに3等分して縫い合わせて作ります。
イメージとしてはこんな感じ↓。
②糸
生地に合う色の糸を準備します。
③ゴム
こちら↓の【12コール / 10.5㎝幅 / 6m巻】を購入。
- ジャンル: キッチン・日用品雑貨・文具 > 手芸・クラフト・生地 > 和洋裁材料 > ゴム
- ショップ: 服地・布地のマツケ
- 価格: 432円
3.水通し
生地は、水に通すと縮むので、縫製の前に必ず水通しをします。
やり方は簡単です♪(ひならん流)
- ネットに折りたたんだ生地を入れて、そのまま洗濯機へ。
- 洗剤は入れず、30分~1時間コースで回します。
- その後、生地の端がまっすぐになるように干し、しわをパンパンと伸ばします。
- 乾いたら終了です!
(本来はここで、半乾きの状態で取り込み、生地の目を整えながらアイロンを全体にかけるのですが、面倒で時間がかかるので省略しました。)
今回は、7.5mもの布を購入したので、そのまま水通ししても7.5mの長さの布を干す場所がないので、2.5mずつにざっと3等分してから水通ししました。
4.1枚の大きな布にする
水通しができ、乾いたら次は縫製に入ります。
が、その前に、まず、243cm×240cmの大きな一枚の布にしなければなりません。
前述のとおり、110cm幅の布を、2.5mずつに三等分しているので、
上図のように、縫い代1cmで中表に縫い合わせてから、縦243cm横240cmに裁断し、1枚の大きな布を作りました。
縫い合わせた部分は、裏のぬいしろを片側に倒し、このように↓表からミシンで縫うと縫い目が落ち着きます。
裏から見るとこんな感じ。↓
1枚の大きな布になりました!↓
(大きすぎて画面に収まっていません!!)
5.4つの角をそれぞれ縫い合わせ、マチを作る
画像のように、角を三角に折り、マチの長さのところで線を引きます。
マチの長さは、下の公式の赤色部分になります。
縦=マットレスの縦+(マットレス高さ+裏側へクルッと巻き込む部分(お好みで)+布端三つ折り部分)×2
横=マットレスの横+(マットレス高さ+裏側へクルッと巻き込む部分(お好みで)+布端三つ折り部分)×2
我が家の場合は、23cmです。
次に、①線を引いた部分を直線ミシンで縫い合わせ、②ぬいしろを1㎝残して切り落とし、③端をほつれ止めのジグザグミシンで処理します。
表に返すとこのようにマチが出来ました。4つの角すべてマチを作ります。
6.布端を三つ折りにする
マチを作ったら、布端を1.5㎝の三つ折りにします。
サイズが大きいので大変ですが、ひたすらアイロンで折り目をつけていきます。
三つ折りにできたら、ゴムひも通し用に2㎝ほど残し、端から1.3㎝の位置に直線ミシンをかけていきます。
今回、サイズが大きいので、ゴムひも通し用の穴は上下に2ヶ所残しました。
7.ゴムを通す
最後に、ゴムひもを通していきます。
ひも通しがあれば、ひも通しを使って。
なければ大きめの安全ピンを使って。
途中でゴムひもがひも通しから外れて迷子にならないように、しっかりひも通しに縛りつけて固定しましょう。
ゴムの長さは、実際にマットレスにシーツを取り付けて調整するといいでしょう。
できあがり
ゴムひもを通したらできあがりです♪
こんなに統一感がなく、伸び伸びで貧乏臭かったbeforeが、
このようにすっきりビシッとぴったりサイズになり、
クッションカバーも夏色生地で手作りし、ベッド全体が涼しげに統一感がでました。
かかった費用
生地:約4,400円
ゴムひも:432円
計:4,832円
材料費5,000円未満で出来ました*
おわりに
ピッタリサイズがなく、ず~っともやもやしていたベッドシーツ。
作るのはかなり大変かなと思っていたけど、作ってみたら意外に簡単でした。
今回我が家はキングサイズ(より大きい)という、かなり大き目なサイズなので、
採寸、裁断、縫製、アイロン、といったひとつひとつの作業が大がかりなものでしたが、作業自体は単純で簡単でした*
集中して行えば、1日でできますよ♪(実働4~6時間くらい?)
この方法なら、あらゆるサイズのベッドシーツから、ソファカバー、座布団、椅子カバーも作れますね♪
以上、ベッドボックスシーツづくりレポートでした!
参考までに。
では♪