一日一生なり。

一日一日を大切に。30歳主婦がシンプルライフ、おうちづくり、子育て、夫婦関係、ハンドメイドについて綴ります。

【簡単・節約】好きな生地でベッドボックスシーツを作ってみよう【作り方レポート】

こんにちは。

ひならんです。

閲覧いただきありがとうございます。

 

今日は、先日初めて作った、ベッドボックスシーツについて紹介したいと思います。

 

 

我が家の寝室ベッドについて

ボックスシーツについて紹介する前に、前置きとして、我が家のベッドについて紹介したいと思います。

 

我が家では、ベッドは、無印良品のパイン材ベッド(シングルサイズ)を2つ並べて使用しています。

f:id:hinaranma:20170811223249p:plainwww.muji.net

 

マットレスは、オルサエリオセルの三つ折りシングルマットを2つ並べて使用しています。

 

なぜこんな簡易的なベッドかというと、転勤族だからです。

 

結婚してからは、夫はまだ引っ越しを伴う転勤にはなっていないのですが、

引っ越すその時に楽に搬出入できるように、

引っ越し先が狭くても柔軟に対応できるように、

 

  • ベッド本体は自分たちで簡単に解体可能なものを。
  • マットレスも収納しやすいように折り畳めるタイプを。

 

という条件で絞ると、上の2つになりました。

 

【簡易的】と先ほど言いましたが、

寝る分にはどちらも申し分ない機能&品質です*

 

特に、マットレスは、10cmという厚さにもかかわらず、とっても良い寝心地です。

これ一つで、しっかり役目を果たしてくれています。

 

どちらも、解体&折り畳めば省スペースなので、一人暮らしの方にもおすすめです♪

 

自分で作ったワケ:ピッタリサイズのシーツがない

前述のとおり、我が家ではシングルサイズのベッド&マットレスを2つ、ぴったりくっつけて使用している状態です。

 

夫婦2人+子1人が川の字になって寝るわけなので、マットレスとマットレスのすき間に落ちないように、シーツでマットレスを一体化させる必要があります。

 

ここで問題なのが、ピッタリサイズのベッドシーツが売っていない。ということ。

 

我が家の場合、縦197㎝×横194㎝×高さ10㎝ にあうボックスシーツが必要になるのですが、なんせ、探してもないのです・・・ 

 

オーダーで制作可能なショップさんとかもあったのですが、高い!

12,000~15,000円位はするかと思います。

 

そこで仕方なく、こちら↓のベッドシーツを3年半ほど使ってきたのですが、

 

元々ピッタリサイズではない&洗濯で伸び伸びになってこんな状態に。↓

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(しっかりマットレスを一体化できておらず、ずれまくりです。)

 

色も市販となると限られ、ベッドコーディネート自体、↑のように色味に統一感がありませんでした。

 

そこで!

【自分で作る】という手段に出ることにしたのです。

 

1.必要用尺を算出する 

作成に当たってまず、必要用尺を算出しなくてはなりません

 

今回、私がボックスシーツを手作りするにあたって、参考にしたのはこちらのサイト様です*

引用元:simplehappyecolife.com

 

まずは、マットレスのサイズを確認します。

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我が家の場合は、図↑のように、【縦197㎝×横194㎝×高さ10cm】

のマットレスに合うボックスシーツを作ることになります。

 

先ほどのsimplehappyecolife.com様のサイトを参考に、私も、下の図のように書き出して計算しました。

図面化した方が、頭が整理され今後の作業が楽になりますよ。

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計算式としては、

 

=マットレスの縦+(マットレス高さ+裏側へクルッと巻き込む部分(お好みで)+布端三つ折り部分)×2

マットレスの横+(マットレス高さ+裏側へクルッと巻き込む部分(お好みで)+布端三つ折り部分)×2

 

となります。

 

我が家の場合は、

 

縦=197[マットレス縦]+(10[高さ]+10[裏側へクルッと巻き込む部分]+3[1.5㎝幅の三つ折り部分])×2 =243

 

横=194[マットレス横]+(10[高さ]+10[裏側へクルッと巻き込む部分]+3[1.5㎝幅の三つ折り部分])×2 =240

 

となったので、縦243㎝×横240㎝が必要となることが分かりました。

 

2.材料を準備する

さて、必要用尺が分かったところで次は材料の準備に入ります。

①生地

今回購入したのはこちらの生地です。

薄ブルーグレーを購入。

綿100%のダブルガーゼです。とてもきれいな色で、肌ざわりが良くしっかりとした生地で、選んで大正解でした*

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生地幅が110㎝なので、7.5m購入。

サイズが大きすぎるので約2.5mずつに3等分して縫い合わせて作ります。

イメージとしてはこんな感じ↓。
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②糸

生地に合う色の糸を準備します。

③ゴム

こちら↓の【12コール / 10.5㎝幅 / 6m巻】を購入。

 

3.水通し

生地は、水に通すと縮むので、縫製の前に必ず水通しをします。

 

やり方は簡単です♪(ひならん流)

 

  1. ネットに折りたたんだ生地を入れて、そのまま洗濯機へ。
  2. 洗剤は入れず、30分~1時間コースで回します。
  3. その後、生地の端がまっすぐになるように干し、しわをパンパンと伸ばします。
  4. 乾いたら終了です!

(本来はここで、半乾きの状態で取り込み、生地の目を整えながらアイロンを全体にかけるのですが、面倒で時間がかかるので省略しました。)

 

今回は、7.5mもの布を購入したので、そのまま水通ししても7.5mの長さの布を干す場所がないので、2.5mずつにざっと3等分してから水通ししました。

4.1枚の大きな布にする

水通しができ、乾いたら次は縫製に入ります。

が、その前に、まず、243cm×240cmの大きな一枚の布にしなければなりません。

前述のとおり、110cm幅の布を、2.5mずつに三等分しているので、

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上図のように、縫い代1cmで中表に縫い合わせてから、縦243cm横240cmに裁断し、1枚の大きな布を作りました。

 

 

縫い合わせた部分は、裏のぬいしろを片側に倒し、このように↓表からミシンで縫うと縫い目が落ち着きます。

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裏から見るとこんな感じ。↓

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1枚の大きな布になりました!↓
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(大きすぎて画面に収まっていません!!)


5.4つの角をそれぞれ縫い合わせ、マチを作る

画像のように、角を三角に折り、マチの長さのところで線を引きます

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マチの長さは、下の公式の赤色部分になります。

縦=マットレスの縦+(マットレス高さ+裏側へクルッと巻き込む部分(お好みで)+布端三つ折り部分)×2

横=マットレスの横+(マットレス高さ+裏側へクルッと巻き込む部分(お好みで)+布端三つ折り部分)×2

 

我が家の場合は、23cmです。

 

次に、①線を引いた部分を直線ミシンで縫い合わせ、②ぬいしろを1㎝残して切り落とし、③端をほつれ止めのジグザグミシンで処理します。
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表に返すとこのようにマチが出来ました。4つの角すべてマチを作ります。
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6.布端を三つ折りにする

マチを作ったら、布端を1.5㎝の三つ折りにします
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サイズが大きいので大変ですが、ひたすらアイロンで折り目をつけていきます。
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三つ折りにできたら、ゴムひも通し用に2㎝ほど残し、端から1.3㎝の位置に直線ミシンをかけていきます。

今回、サイズが大きいので、ゴムひも通し用の穴は上下に2ヶ所残しました。
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7.ゴムを通す

最後に、ゴムひもを通していきます。

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ひも通しがあれば、ひも通しを使って

なければ大きめの安全ピンを使って

 

途中でゴムひもがひも通しから外れて迷子にならないように、しっかりひも通しに縛りつけて固定しましょう。

 

ゴムの長さは、実際にマットレスにシーツを取り付けて調整するといいでしょう。

 

できあがり

ゴムひもを通したらできあがりです♪

 

こんなに統一感がなく、伸び伸びで貧乏臭かったbeforeが、
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このようにすっきりビシッとぴったりサイズになり、
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クッションカバーも夏色生地で手作りし、ベッド全体が涼しげに統一感がでました。

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かかった費用

生地:約4,400円

ゴムひも:432円

 

計:4,832円

 

材料費5,000円未満で出来ました*

 

おわりに

ピッタリサイズがなく、ず~っともやもやしていたベッドシーツ。

作るのはかなり大変かなと思っていたけど、作ってみたら意外に簡単でした。

 

今回我が家はキングサイズ(より大きい)という、かなり大き目なサイズなので、

採寸、裁断、縫製、アイロン、といったひとつひとつの作業が大がかりなものでしたが、作業自体は単純で簡単でした

 

集中して行えば、1日でできますよ♪(実働4~6時間くらい?)

 

この方法なら、あらゆるサイズのベッドシーツから、ソファカバー、座布団、椅子カバーも作れますね♪

 

以上、ベッドボックスシーツづくりレポートでした!

参考までに。

 

では♪